安全な食事介助のために気を付けたいこと!実践編

食事介助

こんにちは。現役介護職のみーばーです。(^^ゞ☆*: .。. 

人間の三大欲求のひとつである食欲。生きるためにも口から栄養を取ることは大切なことです。

そして味を楽しんで生きる意欲を高める効果も期待できます。

特に高齢者にとっては、口から食べるということは心と身体の機能維持のためにもとっても大切なことですね。^o^

今回は自宅で食事介助する時に食べ物を詰まらせていないか?

一口の目安ってどのくらい?

といった疑問や、これはNGといったこと、また誰でも簡単にできる飲み込みの確認の方法などをお話ししたいと思います。

ご家族の介助に役立てば嬉しいです。どうぞ、お気軽に覗いてくださいませ。

自宅で食事介助する時の実践編。

はじめに食事前の準備をしましょう。

食事前の準備については前記事のこちらをご覧ください。https://meeberblog.com/2022/02/14/syokujikaoijyodekiwotukerukoto/

食事の準備が整ったら、実際に食事を始めます。ここでは基本的な手順をお話しします。

高齢者(要介護者)の身体状況や性格、その日の気分などによって異なる部分もありますが、基本的な手順を知っておけば、後はそのときどきで応用すれば大丈夫です。

お口の中を清潔にしましょう。

  • 食事前にうがいをしましょう。

口腔内の細菌がいちばん繁殖するのは眠っている時間です。睡眠時は唾液の量も減りますので細菌が繁殖しやすい環境になります。

特に朝食前はうがいをする事で食べ物と同時に細菌を体内に運ぶことを緩和できます。

緑茶にはカテキンという殺菌力のある成分が含まれていますので、緑茶を冷ましてそれでうがいをするとより効果的です。又、モーニングウォッシュなどの活用もいいでしょう。

食事介助 うがい

うがいが困難な場合は口腔シートを使用して清潔保持に努めましょう。

朝のうがいは高齢や要介護者に限らず健康保持ために実践する事をお勧めします。

食事に適した姿勢

  • 安全な体勢を確保し、エプロンをかけましょう。

食べこぼしで衣服を汚したりしないよう、介護用エプロンなどを広げてかけてあげるといいですね。

食事介助 エプロン             

介助者のポジション

  • 介助する方は高齢者(要介護者)の横もしくは斜め前に座りましょう。

介助する方と要介護者が横一列もしくは斜め前に座り食事介助するのが基本です同じ目線でテーブルを見渡せ、より自然な位置関係で介助に臨めます。

又、飲み込みがうまくできたか、どうかは喉の動きで分かります。横や斜め前に位置する事で容易に飲み込みの確認ができます。

声かけと献立の説明

  • 食事できる状態かの確認

しっかりと覚醒しているか、「食事の準備ができましたよ~。ご飯たべましょうか。!」などの声かけをして確認しましょう。

  • 献立の説明をします。

介助される方の食欲が少しでも湧くように、具体的に食事内容をイメージできるような説明をしましょう。

水分補給

  • 食事前に充分な水分を

食事の前にお茶や水などで水分補給をしてもらい口の中を湿らせておきます。そうすることで、口の中に入った食べものをのみ込みやすくなりスムーズに食事が進みます。

また食事の合間にもこまめに水分補給をはさみ、口の中を潤しましょう。

提供の仕方

  • 一口の適切な量

1口の食事量は介助用スプーン(又はティースプーン)に軽く一杯くらいが目安です。

食欲の状態を確認するため最初は半量から始めるのもいいでしょう。

                         

※これはNG                                           スプーンに山盛りの量は口の中で処理できず、誤嚥の原因になります。適切な量で介助しましょう。                     

  •   スプーンは下から差し出すように

スプーンを下から差し出すことで自然に顎が下がって下向きになり、誤嚥しにくくなります。また、スムーズに口に入ります。                              スプーンは口の奥ではなく手前に水平に入れます。そして口を閉じたタイミングで水平にスッとスプーンを抜いてください。                                     

  • 次に食べるものの説明

食べ物を口に運ぶ前に「次はお魚、ブリの照り焼きですよ。食べてみましょうか。」などと声かけをすることも大切です。

何かわからない食べ物をいきなり口の中に入れられるとびっくりしてしまいますので気をつけましょう。

  • 飲み込みの確認

前に食べていたものをきちんと飲み込んだかどうか確認してから次の食事を運ぶ。焦って食べると、誤嚥やのどの詰まりを引き起こすため、細心の注意が必要です。

食事介助 飲み込みの確認

 

飲み込みのタイミングで喉が動きます。喉をしっかり観察しましょう。

 

※これはNG                                                  前の食べ物が残っている状態で次々に口の入れるのはやめましょう。

決して急かさず、時間に余裕を持って要介助者のペースに合わせるように心がけましょう

口に入れても送り込み(口の中にたまったままでのみこもうとしない)をしない場合は、口の反射を利用して、何ものってないスプーンをもう一度口に入れてみたり、舌をスプーンで少し押し下げたりすることで咀嚼 口の中でをよくかみ砕き、味わうこと。)につながることがあります。

食事の順番

  • 水分の多いものから

食事のはじめは汁物など水分の多いものから食べてもらうことが重要です。
水分の多い食べ物は、胃散の分泌を促してくれます。高齢者にとって乾燥した食材よりも食べやすいため、ウォーミングアップ的な役割をになります。

  • 主食・副食・水分を交互に介助する

料理の温度に注意しながら、主食・副食・水分を交互にバランス良く提供しましょう。
高齢者(要介護者)が飽きないよう、ごはん、おかず、味噌汁などを交互にお茶や水分を交えながらバランスよく口に運ぶのが基本です。

一つの食品を連続して食べると飽きてしまい、楽しいはずの食事も味気ないものになってしまいます。

食べたい順番は人それぞれなので、できる限り本人の希望に合わせるようにしましょう。

食事にかける時間

食事の時間は30分~長くても40分を目安にするといいでしょう。
それ以上時間がかかってしまうと疲れてしまうので、なるべく30分前後に終えられるよう心がけましょう。

ただし、ご本人の食事のペースが第一優先。決して急かしたりすることのないようにしてくださいね。

食事が終わったら

  • 食事が終わったら終了したことの声掛けをしましょう。

食事介助は完食してもらうことだけが目的ではありません。

「食事はこれで終わりです。おいしかったですね。」「今度は何が食べたいですか?また食べましょうね。」などの声掛けも大切です。

食事ができたことの喜びを共有しましょう。また次の食事につながる活力のために、声掛けをしましょう。

食事介助後の注意点

  • 食事の内容を確認する

食事終了後は、食事の摂取量を確認しましょう。
食事の記録を付けることもおすすめします。残った食事やかかった時間など、その日の食事の詳細を記録しておくと、その方の食事の好みや傾向が見えてきます。
コミュニケーションをとってその後の献立に生かしましょう。

  • 口腔内をチェックする

食後は義歯を洗浄したり、歯磨きをして、口腔内を清潔にします。
食べ物が口の中に残っていると、誤嚥や窒息の危険性がありますので注意が必要です。
必ず一緒に口腔ケアを行い清潔に保たれているかのチェックをするようにしましょう。

  • すぐに横にならない

食事の後、すぐに横になるのは避けましょう。

口の中に食べ物が残っていたらのどに詰まってしまう可能性があります。また胃や食道から食べたものが逆流する場合もあります。

食後30分~1時間は横にならずに体を起こしておきましょう。

ベッド上での食事の場合は食後にクッションなど使用して15度~30度を保ちましょう。

まとめ

本来なら本人が箸やスプーンを持ち食事することが一番よいことです。             介助が必要になった後も、「食事は楽しい。」そう感じられるのは大事なことであり、心身の健康を保ち、今後の人生をさらに豊かにすることにもつながります。

自由に楽しい時間が少なくなった方にとって、食事が楽しいかどうかは、生活の質を左右する大きなポイントとなります。                                      おいしいものを食べ、毎回の食事を心待ちにすることで、生きる活力が湧き、前向きな気持ちにつなげられます。

食事を安全に美味しく食べて喜んでもらえることで、要介護者はもとより介護す方も楽しい時間になればいいなとの気持ちでお話ししました。参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。(_ _)。

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ABOUTこの記事をかいた人

1961年3月生まれ 鹿児島で生まれ愛知で育ち現在宮崎県在住。 美容師、喫茶店、地鶏屋、を経て55才で介護の道へ飛び込む。 人と接するお仕事を基盤に生きてきた。 介護で役立つものを製品開発。 アラ還ですが、チャレンジャーでありたいとの思いからブログに挑戦してます(o^―^o)ニコ